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空冷チラーガス漏れ対応(逗子) [故障]

逗子のお宅にて空冷チラーのガス漏れ対応を実施しました

まずは構成ですが
室内機側へはこのチラーを使用して
暖房時はお湯、冷房時は冷水を作って
室内側へポンプで送って循環しています
空冷チラー自体はR-22を使用してお湯や冷水を作ります


DSCF3331.jpg
今回のこの空冷チラーにて室内側から暖かい風が出ないという
不具合が発生しました

調査した結果、空冷チラー自体は動いていて
温度が上がるまでに時間はかかるがお湯は作っていました

そこで、ガス圧を調べたところガス欠という事が分かり
後日ガス漏れ調査をすることにして
本日そのガス漏れ調査をしました


DSCF3425.jpg
ガス検知機で調査したところ、やはりガス検知機に反応(ガス漏れあり)があり
カバー等を開けられるところは開けて、調査しました


DSCF3424.jpg
調査した結果、熱交換器の下の方で強く反応したので
今度は発泡剤にて細かく調査した結果
一番したのミドリに変色している管からガス漏れしているのを発見

発砲剤をかけると、ブクブクと泡が出来ました
発見したときは、「やった!!」と思う瞬間です

漏れ箇所が見えるところで良かったです
裏側や見えないところだったら、発見は難しかったと思われます


DSCF3443.jpg
空冷チラー内にはガスが残っているので
まずは冷媒回収作業です
ガスが残っている状態では溶接は出来ないので


DSCF3444.jpg
回収が完了したので
漏れ箇所を溶接して修理します
漏れ部分は原因は分りませんが、ピンホール状態だったので
その穴を溶接してフタをすることになります


DSCF3449.jpg
ちょっと苦労してなんとか穴をふさぐことが出来ました


DSCF3446.jpg
次は溶接で本当に穴がふさがったかの確認をします
窒素にて耐圧をかけて、しばらく放っておき
圧力に変化がないかの確認をします


DSCF3450.jpg
圧力に変化が無かったので、窒素を抜いて
配管内の真空・乾燥をします


DSCF3451.jpg
最後に、規定量の冷媒ガスを充填します

現時点では他からの漏れはなさそうなので
これで大丈夫だと思われます

漏れ箇所が見つかったので、良かったですが
もし、見つからない・見つかったが溶接出来ない場所だったら
更新するしかなったので、見つかり・補修出来て良かったです

故障したら交換するのは簡単ですが、
お金もかかりますし、なおる可能性があるならもったいないです
可能であるなら、修理して使いたいものです

お問い合わせは http://www.fujikucho.com へ

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