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冷媒(フロン)について [エアコン]

 冷媒とはエアコンには欠かせないものです。
冷媒がないとエアコンは冷たいまたは温かい風はでません。

 今のエアコンは空冷といって フロンガスを使用して冷房・暖房を実現しています。
現在ももちろん存在しますが 水冷といって水を使って冷房を実現 お湯を使って暖房を実現するものもあります。

 水冷はその文字のとおり 水を冷やして部屋を冷やしたり 水を温めてお湯で部屋を暖めたりします。
但しこの水冷方式だと水を循環するための配管 ポンプ 水を冷やすためのチラーや水を温めるためのボイラー等の設備が必要です。
大規模施設では良いかもしれませんが 現在の家庭事情ではこれらの設備をそろえるのはかなり無理があります。

 そこで 空冷方式となります。
空冷方式でしたら 室外機にフロンガスを注入してそれで冷暖房を実現します。

 冷媒(フロンガス)には種類があり R12 R22 R407C R410A R32等があり その他 設備によって使う冷媒も異なります。
詳細は「冷媒」で検索すれば出て来ます。
ここでは詳しくは記述しません。

 現在のエアコンで主流の冷媒はR410AとR32です。
以前まで使っていた(現在も存在しますが) R22はHCFCというオゾン層を破壊する成分が入っているために近々全廃になります。

 R22が注入されたエアコンは現在販売はしていませんが 補充用ガスだけは存在しています。
しかし2015年以降はガス供給において生産枠が4割になり入手困難もしくは価格高騰しますし 2020年には全廃になります。

 ですから 現在ご使用のエアコンのガスがR22を使用している場合は 早めに新しいエアコンへ更新することをお勧めいたします。
そして 現在主流のR410AやR32はオゾン層の破壊はしませんが 地球温暖化への影響があるために R22同様 空気中への放出は禁止されています。

エアコンを処分するときは 正しくフロン破壊処理をしてもらいましょう!!

あと 良く聞かれるのは「エアコンのガスはどのタイミングで補充するのですか?」っと聞かれますが これは間違いです。

 エアコンのガスは基本的に漏れないので 補充する必要はないのです。
補充しないといけないということは どこかに穴や隙間があることになり 修理が必要です。

 そのガス漏れの原因もエアコンは接続部分が存在するので 施工ミスによってその接続部分から漏れることもありますが ほとんどは経年劣化でサビ等で配管に穴があいて そこから漏れることが多いです。

 多少の穴や隙間であっても 時間が経てばガスはなくなります。
穴や隙間の大きさや場所によって どの位保つかは分りませんが ガスを補充して1週間で無くなる場合もあれば 1年保つ場合もあります。

 エアコンの使用年数にもよりますが 修理する方が良いか本体ごと交換する方が良いのかは漏れ場所によって変わってきます。



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